高瀬準太君についてのお話 「準太?といえば、和己?」 「えーっ、準サンと言えばオレでしょー!?」 「何でよ、お前単なる控えじゃん」 「・・・・・・慎吾サン、オレのこと嫌いなわけエ?」 「キライジャナイワヨ、ダイスキヨ」 「胡散臭い」 「いやいや、可愛い後輩よ?からかい甲斐が・・・げふげふ」 「わざとらしいから。ちぇー、オレだって準サンの球受けられるよ、ちゃんと」 「でもリードはまだ下手だろ?準サン準サン言って、くっついてるだけだしなー」 「ムカつくなぁ」 「本当のことだからねー」 「くっそ、いつか和サン超えてやる」 「無理無理」 「やってみなきゃわかんないだろォ!?」 「分かったって、涙ぐむなよ。怒られるから」 「?誰に?」 「何やってんスか?」 「(あー、来ちゃったよ・・・)」 「準サンっ。あのねぇ、慎吾サンが苛めるんだよ!」 「はぁ?お前また馬鹿なことでも言ったんじゃねぇの」 「オレが悪いわけ!?」 「和己を越えるんだ!て吼えてたぜ」 「そりゃ馬鹿にされるわ」 「おい!」 「るっせぇなぁ・・・こんなとこでサボってて、越えるも何もねぇだろうが。早く戻れ」 「・・・ウィース・・・・」 「慎吾サンも戻ってくださいよ」 「へーい」 「何が面白いんすか?」 「何も?たださぁ、お前って俺が利央弄ってっと必ず飛んでくるよな」 「・・・・・・気のせいじゃないスか?」 「顔、赤いぜ?」 「るっさいですよ」 準太は利央以外には分かりやすく、独占欲が強くて嫉妬しやすいといい。 慎吾サンと誰かの会話って、書いてて好き。 6月10日 |