「準サン、今日午後から遊ぼ」 「駄目、和サンとデートだから」 「えー!?またぁ!?準サン、和サンと付き合いだしてから、オレの扱い悪化してない!?」 「あ?当たり前じゃん。和サン優先に決まってんだよ」 「ひでぇ・・・」 「そういや、最近利央とは遊んでないな」 「「和サン」」 「ごめんな利央、何なら一緒に遊ぶか?」 「和サン!?」 「・・・・いや、いいッス、いたたまれねぇから・・・」 「俺が遊んでやろうか?」 「島崎さん?」 「慎吾でいいって。俺今日暇だし、利央、俺と遊ぶ?」 「しま・・慎吾さん、ゲーセン好き?」 「俺のUFOキャッチャー、神技よ?」 「マジで!?」 「行く?」 「行く!」 「悪いな、慎吾」 「別にいいって、マジで暇だし」 「こいつアホだから、頭きたら遠慮無しに殴っていいですから」 「準サン、何勝手なこと言ってんの!?」 「はいはい、いーからお前らもう行けよ。デートなんだろ」 「あぁ、じゃあまた明日な」 「お疲れさまっした」 「おう」 「また明日ねー」 「さて、俺らも行くか」 「あ、その前に腹減った、オレ」 「俺も。どっか寄ってくかー」 「ウィ−ス。慎吾さん奢ってくれんの?」 「んなわけねぇだろ、お前こそ先輩に奢れよ」 「わけワカンねーですから、それ」 島利のきっかけっていうか。 それまで大して興味も無かったんだけど、遊んでみたら意外に可愛いんだよなこいつ。というノリで慎吾が利央に興味を持ち始める島利が書きたいという願望。 7月2日 |