刻み付けて







 同じ学年のレギュラーである迅と組んで柔軟体操をする利央を遠くから眺めながら、準太は一つため息を吐く。昨夜も結局、利央の腕を肩に回させることに失敗した。
 空が白みかける頃に準太の家を抜け出し一度家に戻り、もう一度眠る間もなく朝練に参加しているだろう利央は、遠目に見ても元気だ。さすがまだ一年、体力はまだ完璧でなくとも気力がある。それでも本来受け入れる為ではない器官に無理矢理準太を咥え込まされ、揺さぶられて泣かされたのだからそれなりには辛い筈だ。
 夏が終わって慎吾や和己が引退し、利央はこの秋から正捕手になった。二年生の捕手を差し置いてのその決定に、それでも周囲から不満の声が上がらなかったのは、学年に関係なく実力で部員を判断する伝統があったからだ。
 今までベンチからただ応援するだけしかできなかった利央は、和己の引退を散々泣き喚いた後で、これからはオレが頑張るからね!と和己に誓っていた。
 その言葉通り、彼は頑張っていると思う。試合ではまだリードの甘さは目立つけれど、和己の元へ指導を頼みに行ったり過去の試合のビデオを見直したり、彼なりに努力を重ねていると思う。
 本人には決して言ってはやらないけれど、ほんの少しは準太が安心して投球できる捕手に育っている。だからこそ、準太は苛立つのだ。
(馬鹿が)
 彼は腕を回せと言う度に、大事なエースの肩に爪など立てられないと言う。それはまあ、そこまで大事に思われているというのも悪い気分ではないけれど、やはり気に入らない。
「おーし、柔軟終わった奴から集まれよー」
 その時、新主将になった青木毅彦の集合がかかり、準太はため息をもう一つだけ吐いて思考を部活モードに切り替えた。


 準太は基本的に意地悪だと利央は思っている。彼の飾らなさ過ぎる言葉に何度も自分は涙し、彼はその姿に幾度も満足気な視線を寄越した。
 意地悪というか、もういっそサドだと思う。
 それでも彼を嫌ってしまえないのは、時折見せる酷く分り難い優しさだとか、ふとした瞬間に垣間見る彼の脆さだとか、そういうものに気付いてしまうからだ。
 自分が彼を支えてあげると言うにはまだ幼くて力不足だということは十分に理解しているし、彼もきっとそのプライドの高さから後輩である自分にそうされることを望んではいないだろうけれど、利央は利央なりに準太を大事にしたいと思っている。
 それなのに、基本的には利央をからかい困らせ苛めることが大好きな準太は、最近妙な遊びに凝っている。
 遊びと言うにはその時の準太の顔は非常に真剣なのだが、利央にとっては彼がそんなことを言うのは戯れ以外の何物でもないとしか考えられない。
「利央」
 薄く開いた唇から浅い息を繰り返しながら準太が与える快感に耐えている利央を見下ろして、彼は不意に腰を押し進めるのを止めて不愉快そうに眉をしかめた。
「お前、だから手ェ握るなって」
 準太の視線の下で利央はシーツに爪を立て、必死にそれに縋っている。利央にしてみれば、そうでもしていないと揺さぶられる度に意識がどこかに攫われそうで、怖い。
「ぅ・・っ、だっ・・て」
 荒い呼吸の合間に目尻に涙を浮かせながら呻く利央に準太は短く舌打ちをして、半ば無理矢理彼の腕をシーツから剥ぎ取った。
「動き難いんだよ、オレに掴まれって言ってんだろうが」
 そして利央の腕を自分の肩に持ってこようとするが、利央はその途端にそれまで熱に溶けていた瞳にはっきりと正気を取り戻して強く抗った。
「やだっ、やだってば!」
 シーツを掴んでいたもう片方の手で準太の肩を押しやりながら、利央は絶対に嫌だと激しく頭を振る。繋がった状態のままでのその仕草は利央の身の内に新たな火種を落としたが、上がりそうになる声を噛み殺して彼はただ準太の肌に腕を回すことを拒否する。
「お前・・・」
 準太の眉根が不機嫌を露にして寄せられるが、それでも利央はこれだけは譲れないと拳を硬く握り締めて彼を見上げた。
「だって、絶対爪立てるもん。絶対いやだ」
 握りこんだ拳が微かに震えるくらい、利央は強く指を握り込んでいる。
「切ってあんだろ?」
 それには利央も素直に頷く。部活が野球ということで、爪は常に短く切っている。野球に限らずスポーツをするのなら、それは当然のことだ。
 しかしいくら短く切っているとはいえ、強く握れば柔らかな手の平に爪が幾ばくか食い込んでくる。その微かな痛みでも、準太の肩へ刻むなどということは利央には絶対できないのだ。
 準太は野球部のエースピッチャーなのだ、利央にとってもチームにとってもそれは大事な存在だ。そのエースの肩に爪跡を付けるなんて恐ろしいことは、利央にはできない。
「でもやだ。準サンだって、いっつもオレが肩に圧し掛かったりするの嫌がるだろぉ?」
 普段は利央が肩に抱きついたりするだけで、調子を崩したらどうするんだなどと言うくせに、ここ最近、ベッドでこうしている時によく自分の腕を肩に回させようとするようになった。その度にこうして一度休戦して、回す回さないの短い攻防が繰り広げられるのだ。
「動き難いんだよ」
 憮然として準太は言い放つが、利央はそれでも譲らない。だったらオレが上になるとまで言い出して、準太は深く嘆息した。
 準太を跨ぐようにして彼が上になればなったで、利央は準太の腹にも手を置かない。思わず立てそうになる爪が怖いと、やはりシーツを掴むかもしくは自分の脚に爪を立てる。
 それでは意味が無いんだと胸中で歯噛みして、準太はもういいと言うように利央の腰を両手で掴んだ。
「・・っあ」
 軽く揺さぶられて、利央は鼻から抜ける様な甘い声を漏らす。余り大きな声を上げるわけにはいかないと眉根を寄せて耐えながら、それでもすすり泣くようにして漏れる声が準太の鼓膜を震わせた。
 徐々に早く強く打ち込まれる楔に喉を反らせて快楽を追う利央は、駆け上る途中で一度指をシーツから引き剥がしたが、それでもそれはしがみ付く対象を枕に変えただけで、準太は闇に浮かび上がる日に焼けても尚白い利央のその手首に歯を立てた。
 利央の強張った拳から走る太い血管噛み切る様に歯を立てて、硬い筋を前歯に引っ掛ける。しっとりと汗に濡れた互いの胸を合わせる様に利央に圧し掛かり、準太は一度は諦めたことをもう一度口にする。
「利央、腕回せ」
 紅く付いた歯形に舌を這わせてそれをそのまま利央の耳朶に滑らせると、利央の肩がふるりと震える。耳の中を舌でくすぐられることが好きなことも、生理的に浮かんだ涙がこめかみに流れる筋を舐め取ってやるとその目元を緩めることも、とっくに知っている。
 中等部の頃には知らなかった彼についての様々なことを準太は今はもう知っているし、利央にしても準太は存外キスが好きで、唇を甘噛みするのもされるのも好きなことを知っている。
「ふ・・んっ、や・・だ」
 こめかみに伝った涙の塩気を利央の口内に擦り込む様に舌を絡ませ、やっぱり下唇を甘噛みしてから準太は囁くが、利央は焦点のはっきりしない瞳でそれでもきっぱり拒絶する。
 つい先ほど、そしてこの間も繰り返した問答をまた繰り返す。準太は軽く腰を揺すり上げながら、鼻から抜ける甘い声を必死で噛み殺す利央の唇を味わう様に舌を這わせる。
 胸に手を滑らせて快感に硬く尖った突起を摘むと、枕を掴む利央の指に一層力が篭もる。
「あぁ・・っ、いっ」
 それに連動して準太自身を包む利央の内壁がきゅっと締まり、準太は下腹部を波立たせてふっと吐息を零す。
「利央、お前、オレのこと好きなんだろ?」
 胸から腹にかけて静かに撫で下ろしながらそう尋ねると、利央は素直に頷く。日に焼けていない胸や下腹部、震える肩と筋の浮き上がる手首にも、にきび一つ見えない汗の浮いた額にも指を滑らせながら準太はじっと利央の瞳を覗き込む。
「準サン・・?」
 利央に対して性欲を伴う好意を抱いていると気付いたのは、高等部に上がってからだ。告白してきたのは利央の方からだけれど、押し倒したのは準太が先だ。利央はその時も拒んだりはしなかったし、それからだってずっとベッドでの行為を拒まれたことなど無いけれど。
「利央、触れ」
 準太の言葉を利央は一瞬考え込むが、見上げた彼の目が早くしろと急き立てているのを見て取って、言葉どおりにそっと手を伸ばす。正直なところ、繋がったままの状態で身体の奥で存在を主張する準太自身がどうにも利央の羞恥心を煽っていたのだが、彼の熱を直に感じていることは気持ちが良くて、利央はそのまま彼の肩に指を滑らせる。
「きもち・・・」
 汗で湿った準太の、いつもより高い体温が指先に伝わってきて利央は目を細める。
 準太に触れてもらうのも触れることが、利央はベッドの上でもその他の場所でも大好きだ。他人の体温を感じていると安心するのは昔からで、兄や母によくハグしてもらってきた癖が未だに抜け切っていないのかもしれないけれど、準太相手だとそれは格別に強い。
 好きだと思う人が触れてくれて、触れることを許してくれることがとても嬉しい。
「人肌って気持ちイーよね」
 うっとりとした色を滲ませる利央の瞳を見下ろして、準太はそこに舌を這わせる。利央と触れ合うようになるまでは、他人の汗に濡れた肌が体温が存在が、こんなに気持ちの良いものだとは彼も知らなかった。
 だからこそ。
「腕回せよ、お前」
 準太に抱きつくのも圧し掛かるのも、抱かれることも頭を撫でられることも好きな利央が、準太の肩に手を回さない理由なんて分りきっている。彼の言葉どおり、投手としての自分を心配して大事にしてくれているのだ。それは分かっている。
 けれど。
「え、だから、準サン、それは・・・」
 準太の頬を気持ち良さそうに撫でていた利央の腕が、すっと下ろされていくのを準太は掴み取る。そしてそのまま手の平に口付ける。
 舌先のくすぐったさに跳ねさせた利央の指先をそのまま咥えて、爪の付け根の薄皮を甘噛みしながら、準太は空いた手で利央の肩を撫でた。
「オレが、爪跡位で集中力無くすような投手だと思ってんのか」
 指の間を準太の舌が濡らし、利央はぞくりと背筋を震わせる。彼の触れる全ての個所、何もかもが快感に摩り替わる。
「なあ、利央。オレがその程度の投手だって言いたいのか」
 そしてもう一度、手首の内側、太く浮き出た筋に歯を立てる。
「そんなこと、ないけど・・・」
 準太がすぐれた投手であることは、誰よりも利央は確信している。それはバッテリーを組んでいる捕手の欲目もあるのかもしれないけれど、その位己の投手を誇りに思えなければ捕手ではないだろう。
 しかしだからこそ、準太にはいつもベストコンディションで投げてほしいとも思うのだ。自分が爪跡を付けて、微かでも肩に違和感を残したくない。
 そんな利央の逡巡を見て取って、準太はその手の平に頬を押し付けた。
「シーツだの枕だのに縋るくらいなら、オレに縋れ。お前はオレのモンだろうが」
 目を眇めて口元に薄らと笑みを浮かべて、大きく見開かれた金茶の瞳を見下ろす。
 汗に濡れて色を深くした髪も酷薄そうに細められた目元も弧を描く唇も、闇に浮かぶ高瀬準太という人間を構成する何もかもに利央が弱いと知っていての、狙った表情だった。
「〜〜〜〜ずるい・・っ」
 そのまま再度手の平に落とされた口付けに、利央も堕ちた。
「明日になって、怒んないでくださいよねぇ!」
 自棄になったように叫んだ利央は、長くしなやかな腕を準太の肩に伸ばした。

「ん・・っ、んっふ・・・う」
 ギシギシと軋んだ悲鳴を上げるベッドと同じリズムで、利央の唇から堪え切れなかった吐息が漏れる。熱いその息が準太の耳朶にかかって、彼はお返しとばかりに目の前の耳に舌を絡ませる。
「あっ、あ・・」
 耳朶のすぐ後ろが弱い利央はくすぐったさにも似た快感が背中を這い登り、準太自身が押し開く身体の奥から更に大きな快楽の波が押し寄せてくるのを感じて腕に力を込める。
「すげ、ぐしょぐしょ」
 耳の後ろに小さく紅い痕を付けて囁くと、肩甲骨の上にぴりりと小さな痛みが走る。
「いう、な・・っ、てばぁ」
 綺麗に切り揃えられた利央の爪が浅く準太の皮膚を割いたその痛みに、彼は思わず笑みを零す。利央の耳元にくっつけた準太の頬を、彼のこめかみから伝う涙が同じ様に濡らしていく。
「きもちーんだ?」
 下腹部で硬く勃ち上がっている利央自身を擦り上げてやると、利央の鼻から甘い声が漏れる。
「い・・けど・・っ」
 隙間も無いくらいに密着し浅く軽く揺さぶっている準太に焦れ始めたのか、利央の腰が誘う様に揺れた。もっと深く準太を飲み込もうと、両脚が腰に絡んでくる。
「けど、何?」
 純粋そうな瞳に透明の綺麗な涙を浮かべながら、早くもっととせがむように薄く開いた唇から覗く淫らな赤い舌。その利央自身は無意識なのだろうギャップが、堪らなく準太を刺激する。
「けど、なんだよ利央。なぁ」
 利央の身体の脇に置いていた手を二人の身体の間に滑り込ませて、先走りの雫を溢れさせている利央自身を握りこむと、白い喉が反って細い悲鳴が上がる。
 そのまま先端に指先を立ててやると、いやいやをするように枕の上で色素の薄い髪が踊った。
「どうして欲しいか、ちゃんと言ってみな」
 緩く突き上げられながら自身を擦り上げられ、利央は慌てて片方の手で口元を覆う。噛み締めた悲鳴は喉奥で消えて、湧き上がった熱がまた涙になって瞳を濡らす。
「りーお、そのために口があんだろーが」
 大きく震える利央自身を扱き上げながら、爪が肩に食い込む感触に準太は瞳を細める。被虐趣味などは持ち合わせていない、縋ってくる利央の指先や見上げてくる寝れた瞳に寧ろ嗜虐心が煽られる。
「サ・・ド・・ッ」
 荒い息を吐き出しながらかろうじてそれだけを呟いた利央に、準太の腰に新たな熱が加わった。
「ふうん、苛めてほしいわけ」
 だったら望むとおりにしてやると、身体を起こして利央の腰を抱え直す。ぐしゅりと濡れた音を立てて更に深く侵入してきた準太自身に、利央はきつく目を閉じた。
 ズクズクと渦巻いている体内の熱を掻き回す様にして、準太が強く打ちくけてくる。
「あ、あ、あ・・っ、う・・くっん!」 
 結合部分から埋め込んだ準太自身の先走りと潤滑剤が溢れてきて、利央の太股を伝ってシーツを濡らした。
 数度の交わりですっかり利央の感じる個所を覚えている準太は、そこを目差して深く押し進んでくる。
「や、あ・・っ、あ、そこっ、あぁ・・っ」
「うっ、あ。りお、締めすぎ・・っつーの」
 身体を起こした準太の肩から利央の腕が滑り落ちて、準太の額から汗が顎を伝う。
 利央の片手は未だに口元を覆ったままだったが、落ちた腕はそのままシーツにしがみ付くことはせずに利央の身体の脇に置かれた準太の腕を掴んだ。
 左手首に絡んだ利央の長い指を一瞥して、準太は笑みを深くした。
 利央が縋るのは、自分だけでいい。投手だから先輩だからとおかしな遠慮など、この場には相応しくない。
(そうだ、オレに縋れ)
 手首から流れ込んでくるような利央の体温と耳に染み込む押さえた嬌声に、準太は利央自身に添えていた指を再度動かし始める。
「や、あ、だめ、準サ・・っ、おねが、それ、やめ・・っ」
 身体の内と外から同時に快感を与えられて、利央は浮き上がっては落ちていくような感覚に翻弄される。
「だめ、も、イッ・・・」
 腰を高く浮かせて背中を弓なりに反らせ一瞬硬く身体を強張らせた後、利央は果てた。その瞬間に深く奥まで誘い込まれるように締め付けられ、ほぼ同時に準太も彼の最奥に欲を放った。
 徐々に弛緩していく利央の身体の己の身体をぴたりを合わせて、準太は深く息を吐いた。

 Tシャツを羽織って布団に包まっている利央を見下ろしながら、準太はその髪を優しく梳いている。柔らかく軽い彼の髪は、動物の毛の様で準太のお気に入りだ。
 それでも普段利央が起きている間は、こんな風に優しく梳いてやることなど稀で、偶に気紛れを起こして丁寧に梳いてやれば優しくて気持ちが悪いなどと失礼な事を言う。それでもそんな時の利央の顔は言葉の割に本当に嬉しそうに緩んでいて、そんな顔を見ていると思わず柔らかな頬を抓り上げてしまうのは、もう準太の性格だとしか言いようが無い。
 大事にはしたいけれど甘やかしたくは無いのだと自分に言い訳をしてみるが、その実恥かしいだけだということは心の片隅で自覚はしている。だからこそ、こういう風に利央が目を閉じている時には何の気負いも無く優しくできる。
(あ、爪跡)
 不意に、自分の左手首の内側に薄く赤い痕があるのを認めて、準太は笑う。恐らく、肩にも残されている利央の爪跡。
 短く切っている爪で付けられたその痕は、きっと浅く薄い色ですぐに消えてしまうだろう。それでも、準太は満足そにその痕に唇を寄せる。
 消えたらまた付けさせればいい、これは、利央が自分に抱かれている証だ。利央が自分を欲しがってせがんで縋りついた、その証。大事な投手だからなんて理由も頭から消え失せて、ただ高瀬準太という人間を求めた痕だ。
 大事に誇りに思われるのは嬉しいと思う、けれどこうしてただ無我夢中に求められた証も、準太にはどうしようもなく嬉しい。
 こんなことは目の前で平和な顔をして寝ている後輩に知られるわけにはいかないけれど、投手としても特別な相手としても強く求められていることが、準太の心を満たした。
(でも、腕には付けていいなんて言ってねぇぞ)
 しかもご丁寧に投げる腕ではない方で、微かにそんな理性も残っていたのかと思うとちょっと面白くない。
 明日、この呑気な顔した後輩が目覚めたら真っ先に突きつけて苛めてやろうと心に決めて、準太も利央の隣に身体を横たえた。








 利央には絶対言えない理由で、背中に痕を付けられたがる準サン。わー、何でこんな乙女なんだろう・・・利央は気付かないところで、キング・オブ・乙女だよ高瀬準太(爆。
 でも、きっとその痕を隠しもせずに着替えたりしちゃうところは男前。利央の方が居た堪れなくなるよ、ていうか寧ろ恥かしがる利央が見たいんだよね準サン。サドだなぁ。
 純粋そうで淫乱な受が好きです(いきなりカミングアウトか。